




APOTHEKE FRAGRANCE " BRASS INCENSE STAND "
佇まいの美しい、アポテーケオリジナル真鍮製のお香立てです。
プロダクトデザインは彫刻家の牧野永美子さんです。一点一点ハンドメイドの商品です。
真鍮は空気に触れることで酸化します。指紋、汗などの水分、油分により変色する可能性があります。
一つ一つ手作りの為、真鍮の素地の風合いを活かす為、軽度に表面仕上げを施しています。その為個体差がある点に関しまして、ご理解の程、お願い致します。裏面は敢えて研磨していませんので、ご了承下さい。
真鍮の一番の特徴と言えるのが、使い込んでいくうちに色や質感が変わっていく事です。革製品のエイジングのように経年変化が楽しめる点は真鍮の魅力でもありますが、きちんとお手入れをして、美しさを保ちながら愛用して頂く事も楽しみの一つと考えます。
真鍮は腐食はしにくいものの、空気に触れることで酸化し、次第に黒っぽい色味が現れます。真鍮の黒ずみが濃くなり過ぎてしまったり、錆びてしまったりした場合は、様々な方法で真鍮を磨くことで元の輝きや色味を取り戻すことができます。市販の金属磨きクロスや研磨剤を使って磨くという手段がありますが、せっかくのヘアライン加工が消えてしまいますので、「重曹」を使ったお手入れをお勧めしています。
重曹で真鍮を磨く一般的な方法は、重曹と水を2:1の比率で混ぜ合わせてペーストのような状態にし、それを付けた布や指で優しくこすります。黒ずみが濃い部分や凹凸部分を綺麗にしたい場合は、綿棒や歯ブラシなどを使うといいようです。いずれの方法でも傷をつけないよう、優しく磨くように心がけてください。この際、お香を差し込むパイプ部を強く持ったり、負荷をかけないようご注意ください。破損の原因になります。
磨き終わったらきちんと水で重曹を洗い流し、水気を拭きとる工程まで行わないと、変色や錆の原因となります。(水分が残ったまま放置しますと、「緑青(ろくしょう)」と呼ばれる緑色の錆が出てきてしまうので、ご注意ください。)
また、この方法でも汚れや黒ずみが取れない場合は、市販のサンドシートを使って磨きます。下記のリンクのサンドシートは実際に最終の仕上げで使っているものですので、ヘアラインをご自身で作ることもでき、お客様でお好みの仕上げにアレンジでき楽しむことができます。